BCPを作っただけでは、まだ「動ける組織」にはなっていない。
BCP作成支援システムで、まず計画をつくる。
しかし本当に大切なのは、その計画を現場で判断し、話し合い、行動できる状態へ育てることです。
訓練も改善も始まらない。判断の基準が共有されず、場当たり対応になりやすい。
ここで初めてスタートライン。文書ができても、使える組織とはまだ言い切れない。
訓練を重ね、判断力と対応力を育て続ける。紙の計画を、生きた行動へ変える。
つなぐ災害対応ボードは、この「1」から「∞」へ進むための、カード型BCM訓練環境です。
BCPはあるのに、なぜ初動で迷うのか。
その理由を見える化しなければ、訓練も改善も前に進みません。
BCPが共有フォルダに置かれたまま、現場で使われる機会が少ない。作成後に「読む訓練」が不足すると、非常時に活かせません。
同じ被害状況でも、人によって「先にやること」の判断が違う。初動対応では、このズレが大きな遅れになります。
限られた時間の中で、班として一つの行動順にまとめられない。だから、平時から合意形成の訓練が必要です。
たとえば初動直後に後回しにすべき行動や、逆効果になる行動を可視化。
「やること」だけでなく、「今はやらないこと」も学びに変えます。
候補カードが配布され、その中から何を残し、何を選び、どの順に置くかを考える。だから、受け身の講義ではなく、自分の判断で訓練が進みます。
10枚から5枚を選ぶ緊張感、FINAL ANSWERを押す決断、そしてジャックカードによる「選んではいけない行動」の気づき。この流れが、ゲーム感覚と学習効果を両立させます。
つなぐ災害対応ボードは、ただ見栄えの良いオンライン化ではありません。場所・人数・内容の制約を減らし、BCPに沿った訓練を柔軟に設計・実施するための仕組みです。
初動対応、安否確認、建物・設備被害、供給継続判断など。
浸水、交通遮断、出社可否、在宅・代替拠点対応など。
避難、二次被害防止、重要資産保全、復旧優先順位など。
封鎖、通報、情報統制、来訪者保護、事業継続判断など。
紙のカードを机に広げる従来の机上訓練と違い、専用会場や大きな机が不要です。離れた拠点同士でも、同じ訓練を共有できます。
少人数の確認訓練から、複数班での本格訓練まで対応。まずは小さく始め、必要に応じて広げられます。
自社BCPの内容に沿ってカードをカスタマイズ可能です。災害種別、部門特性、役割、時間帯まで、訓練の設計自由度を高く保てます。
発災直後は、まず社員・来訪者の安全と連絡可能性を確認する。情報が足りない場合は、確認経路を先に決める。
誰を確認対象にするか/連絡手段は何か/何分で一次確認を終えるか。
班責任者は安否確認ルートを指示。担当者は確認結果を一覧化し、未確認者の追跡方法を班内で共有する。
通信障害時の代替連絡手段/出勤者と在宅者の扱い/来訪者・派遣社員の確認漏れ防止。
表面では参加者に考えるためのヒントを与え、裏面では具体的な動作や留意点を示す。カードが回転する演出そのものが、「考える」から「動く」への切り替えを視覚的に伝えます。
これにより、単なる正解当てではなく、状況理解 → 判断 → 実務動作の流れを自然に体験できる訓練になります。
つなぐ災害対応ボードは、話し合って終わる訓練ではありません。個人判断を班で一つの合意へまとめ、その結果を手順書として記録に残すところまでを訓練体験に含めます。
地震・風水害・停電・サイバーなど、テーマに応じた状況を提示します。
各自が対応カードを並べ、初動の優先順位を自分の判断で組み立てます。
個人の違いを見ながら、班として一つの行動順へ絞り込んでいきます。
「なぜその順番か」を共有し、班のファイナルアンサーを確定します。
合意したカード順を、実務で使える手順書データとして整理します。
成果物としてPDF化し、教育・共有・BCP改善に戻して次の訓練へつなげます。
カードを並べて話し合って終わりではなく、班で合意した初動手順をPDFとして出力できます。これにより、訓練結果が単発イベントで終わらず、教育資料・現場手順・BCP改善の材料として蓄積されます。
ここでは、実際のシステム画面を切り抜いて掲載しています。役割ごとに何が見え、どこで判断し、どのように訓練を進めるのかを、実画面ベースで確認できます。
※ この章では、実際のv83画面を切り抜いて掲載しています。ブラウザのタブやURLは除き、システム画面そのものが伝わるように整理しました。
BCPは、作った瞬間に完成するものではありません。訓練で使い、合意形成し、成果物として残し、改善して次へ回す。この循環こそが、BCMの本質です。
つなぐ災害対応ボードは、カード型訓練を通じて、このリジェネラティブ・ループを組織に定着させるための環境です。だから、単発のイベントではなく、継続的な強化につながります。
つなぐ災害対応ボードは、BCP作成支援システムで立ったスタートラインから、BCMの継続改善へ進むための訓練環境です。オンラインで実施でき、1名から最大36名まで対応し、カードは自社BCPに沿ってカスタマイズ可能。 カードを動かし、合意形成し、PDFで残し、次の改善へつなぐ。その繰り返しが、非常時に動ける組織を育てます。
初動から復興まで。次の行動を導き出す、カード型BCM訓練セット。